◆ 「代替製品」 敏江の挑戦
敏江の仕事はアパレルの企画です。1986年に独立し、2004年で18年程経ちました。自分にとって仕事は生活の一部で、本当に好きを仕事にして来たと思っていました。
ところが、最近1〜2年(2003〜2004年)で違和感を感じるようになり、今まで「気」だけで動けた自分が動けなくなって来ました。
日本のアパレルメーカーの実態は、ファーや皮・ウール・附属(ボタン・ヒモ・テープ等)に至るまで、全てとは言えませんが、動物性のものを使っています。中綿のコートと聞いて打ち合わせに行くと実はダウンだったり、パーツ使いで袖口か衿・ジャケットのライナーにリアルファーを使ったり、もちろん 皮そのものの製品達。ベジタリアンになるまでは何も感じないで海外の皮の縫製工場に出張で行って、臭いにさえも気付かない、鈍感な自分でした。
ベジタリアンになってから出張はやめ、仕事も動物性のものは減って来ました。やはり自分が変わると自然に周りも変わって行くようで、デニムやナイロンなどになりホッとしていましたが、沢山の数の中に数点は動物性のものもあり、2004年に入ってこのHPを作りながら、もう一度決める時期が来たことを感じました。
この仕事を続ける限りは必ず起こること(動物性のものだけを断ることは、つながり上全てを断ることになるのです)、恥ずかしいことですが今アニマルライツの活動をして行く者が逆の行動をするわけには行かないですね。私にとって仕事もベジタリアンでいることも「自分の生活=自分の根の部分」ですから。会社は解散、これからは食養とヒーリング(現在クラニオパシーを美容に利用した頭蓋骨矯正、別にまた説明させて下さい)をやって生きて行こうと思い、進めて来ました。
ただし、2004年4月に日本でアニマルライツをコンセプトにしたアパレルメーカーを調べてみると、全く無さそうなので(2004年5月現在、1社も無いようです・・・)自分でやってみたい気持が少しずつ大きくなってしまいました。
毛皮も買わない、動物性製品を買わないのは個人レベルですが大変良いことだと思います。ただ、ベジタリアンが安心して食べられるレストランやカフェが増えて来たのに、アパレルメーカーは無いんです。シャツを買っても貝ボタンが付いて、レースアップのブラウスには皮ヒモが通っていて・・・本物か代替か区別の付かないものも沢山あります。品質表示に附属の原材料は書かれていません。そこにはアニマルライツに興味の無い人・知らない人に、知ってもらう・わかってもらう機会が全くありません。
長い間の間違っていた自分の後悔を多くの人に知ってもらう為に動き出そうと思っています。
2004年5月16日
敏江
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